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INTERVIEW 04

調達は、ものづくりを止めない「最後の砦」

I.G/本社 調達部 材料部品調達課 課長

Chapter 01

若手でも裁量を持って挑戦できる、広く深く学べる環境

大学院では自動車リサイクルをテーマに研究し、素材の循環や環境への貢献に関心を持つようになりました。そうした背景から、メーカーで材料や部品に深く関われる仕事を志望。中でもHOWAは、再生材料を活用した製品づくりに積極的である点に魅力を感じました。また、自分が関心を持っていた調達の仕事に関われる可能性があることも、志望の後押しになりました。調達職は、営業と比べて関わる仕入先や業界が幅広く、年齢やキャリアを問わず視野を広げられる仕事です。私は新卒でしたが、学業に長く取り組んできた分、裁量を持って幅広く取り組める環境で成長したいという思いがありました。HOWAにはその環境があると感じ、迷いなく入社を決めました。

Chapter 02

トラブルにもコストにも向き合い、現場を支える

調達部は、自社製品に使用する部品・材料・設備・型治具に加え、客先に直接納品される外製品も含めた物品の安定供給を担っています。価格の決定、納期管理、仕入先の評価や育成などを通じて、安定したものづくりを支えることが部門の役割です。その中でも、現在は材料部品調達課の課長として、大手自動車メーカー向けの部品類および、全顧客共通の原材料に関する購買業務を担当。約160社にのぼる仕入先とのやり取りを行いながら、価格交渉、納期調整、供給トラブルへの対応に加え、既存仕入先の評価・育成や新規仕入先の開拓、さらには※VA・※VEによる原価低減活動まで幅広く手がけています。この仕事で特にやりがいを感じるのは、自分の提案が形になったとき。※BCPの一環で新しい仕入先の導入を提案し、複数部署と調整しながら量産導入に至ったプロジェクトでは、原価低減にもつながり、大きな達成感を得ました。また、仕入先の供給トラブルが発生した際、スピード対応でライン停止を防いだ経験も印象に残っています。調達は裏方に見えますが、「ものづくりを止めない」最後の砦として大きな責任感とおもしろさを感じる仕事です。

※VA(Value Analysis):既存の製品や仕組みに対し、品質を保ちながら無駄を見つけてコストを削減する分析手法
※VE(Value Engineering):設計・開発段階で機能とコストのバランスを最適化し、価値を高める手法
※BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画。災害やトラブル時にも供給を止めずに事業を維持するための対策

Chapter 03

自由な風土の中で、チームと未来をつくっていく

HOWAでは育児休業、時短勤務、フレックスタイム制度が整っており、育休からの復職率も高く、子育てとキャリアを両立しやすい環境があります。私自身も1年間の育休を取得し、復職後は柔軟な働き方を活かしながら仕事を続けてきました。周囲の理解もあり、子どもの体調不良などによる急な対応も気兼ねなく行える職場です。現在ではリーダークラスで活躍している女性社員も着実に増えており、性別に関係なく、本人の意思と実力次第でキャリアアップのチャンスをつかめる会社だと感じています。私も課長として部下の育成にも力を入れており、新しいメンバーが早く一人前になれるよう、日々サポートを行っています。材料調達では現場理解も重要なため、実際に仕入先の工場に足を運び、現物に触れて学べる機会を積極的に設けています。将来的には、AIやDXツールの活用により、事務作業の負担を減らし、担当者がより付加価値の高いバイヤー業務に専念できる環境づくりを進めていきたいと考えています。